むさとくの
クリニカルラダーシステム

Clinical Ladder System

5年後、10年後の未来のために、
着実に成長できるシステムです

教育目的
一人ひとりの看護師が目標を持ち看護実践者として成長できるよう支援する
倫理的感性を養い、自ら考え判断し行動する看護師を育成する
多職種と協働し、対象の背景をとらえ、地域の幅広いニーズに対応できる看護師を育成する
教育目標
個々の段階に応じた人材育成に努める
医療事故、院内感染から患者職員を守る体制を構築する
看護実践を通じて視野を広げ、内省し成長できるよう支援する
当院の役割を理解し、地域に貢献できる人材を育成する

レベル別の到達目標と領域別到達目標

レベル別の到達目標と領域別到達目標
  1. 病院の理念や役割を理解し、指導のもと組織の一員としての自覚を持って行動する
  2. 正確な知識・技術を修得し、マニュアルに沿った指導のもと、安全に看護を提供できる
  3. 看護チームの一員としての自覚を持ち、看護に取り組むことができる
  4. 他職種との連携の実情を理解できる
  5. 自己の課題を認識し、助言を受けて学習できる
  1. 地域における自施設の機能を理解できる
  2. 所属部署の日常業務を単独で実施できる
  3. 看護チームの一員として看護職に求められる役割を自己にて考え行動につなげることができる
  4. 他職種における役割や考え方の相違を知り、お互いの立場を理解する。日々の業務において他職種と協働することができる
  5. 自己の課題を認識し、自主的に学習できる
  1. 地域医療および地域包括ケアチームの一員として、患者・家族・他職種のニーズに応えるために、問題解決に参画できる
  2. 専門的な知識・技術を活用し、効果的かつ効率的な看護を提供できる
  3. 所属部署の目標を意識した行動をとることができる
  4. チームリーダーの役割を果たし、チーム内で発生した問題を解決できる
  5. 患者および家族の問題や課題について、医療・保健・福祉チームと情報を交換し合い、個別性を捉えたケアにつなげる
  6. 自己のキャリアを展望し、専門領域に関する学習に取り組める
  1. 地域関連施設と連携を図り、ケアを継続できる
  2. 患者および家族の生活上のニーズを把握し、医療者のニーズと統合したケアを提供する実践モデルとして行動できる
  3. 医療・保健・福祉制度等の活用を提案し、チーム医療を推進する
  4. 下位者への教育的役割を担う
  5. 専門分野に関して知識を深め、スタッフを指導できる
  6. 部署目標の達成に向け指導的に関わることができる
副看護部長  西村 都

01
働くすべての看護スタッフが、
学び続けたいと思える環境を整えています

クリニカルラダーを活用し、レベルに合わせた年間研修を教育委員会で計画します。その目的を到達するため、多職種のエキスパートを講師に招き、実りある研修に取り組んでいます。近年では、ナーシングスキル動画を活用した、e-ラーニング研修を取り入れ、いつでも、どこでも、だれもがスマートに学習できる環境を整えています。机上の学習と臨床を結びつけ、安心して実践が行えるよう私たちがサポートいたします。また、あなたの目指す看護師像を引き出し、チャンスをつかむ後押しをいたします。

主任  田尾 綾

02
むさとくのクリニカルラダーの特長は、
レベルⅠがAとBの二段階に分けている点です

レベルはⅠ-A、Ⅰ-B、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの5段階に分かれています。ポイントとしては、経験年数の少ない方や自信が無い方のために、ラダーレベルⅠをAとBの二段階に分けている点です。新人期以降も手厚い支援を受けられ、看護スタッフからも高い評価をいただいています。また、新人看護師は2週に1度の定期研修を受ける機会があります。技術面も大切ですが、立ち止まってよく考える看護師を育成するために、自分の考えを発言する機会をOJT、Off-JT問わず、多く設けています。

新人研修プログラム

4

○吸引・酸素療法
○輸液ライン管理
○注射穿刺
○尿管カテーテルアップ研修1

5

○トランスファー
○BLS
○薬剤の基礎知識1

6

○輸液ポンプ
○シリンジポンプ
○フォローアップ研修2

7

○医療安全・KYT
○薬剤の基礎知識2

8

○フィジカルアセスメント1
○心電図

9

○急変時の対応
○フォローアップ研修3

10

○退院支援
○薬剤の基礎知識3

11

○ME機器について

12

○看護過程の展開

1

○多重課題

2


3

○事例発表会
○フォローアップ研修